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工事

Construction

下水道管路内面補強工事

FRP内面補強工法とは

FRP内面補強工法は、下水道管路の様々な不良箇所を修繕・改築し、損傷した管きょの延命化、長寿命化を実現する内面補強技術です。本工法は補強繊維にビニルエステル樹脂を含浸させた補修材を既設管内に圧着して硬化させ、強固なFRP管を形成します。これにより、耐久性・耐食性が向上し、管きょの性能を大幅に改善します。

特長

1. 高耐久性

  • ビニルエステル樹脂と耐酸ガラス繊維を使用し、優れた耐久性を実現。
  • 50年間の耐久性を保証。

2. 高耐食性

  • 耐薬品性・耐ストレインコロージョン性に優れ、環境負荷の少ない材質を採用。
  • JSWAS K-2、JIS K 7034の規格に適合。

3. 強力な補強力

  • 高強度のFRP管を形成し、外圧・内圧に対する耐久性を確保。
  • 耐高圧洗浄性15MPaで剥離・破損が発生しない。

4. 高経済性

  • 施工装置がコンパクトで、短期間で経済的に施工が可能。

施工手順

1. 準備作業

  • 既設管の状態調査と洗浄を行い、補修箇所を特定。
  • 施工機材と補修材を現場に搬入。

2. 補修材の設置

  • 補修材を施工機に装着し、TVカメラで確認しながら補修箇所に設置。
  • 空気圧により施工機を拡径し、補修材を既設管に圧着。

3. 硬化作業

  • 補修材を圧着した状態で、熱硬化または光硬化により強固なFRP管を形成。
  • 硬化後、補修箇所の最終確認を行い、施工完了。