耐震化補強工事
クリスタルライニング工法とは
クリスタルライニング工法は、高湿度環境下でも施工可能な、防食および補強のための工法です。この工法は以下の特徴を持ち、劣化した下水道管きょやマンホールの長期耐久性を確保します。技術と信頼を大切に、20年以上の実績。「防食」「止水」「補強」「マンホール耐震」4つの分野で活躍するクリスタル技術。
特長
1. 湿潤環境対応
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- クリスタルライニング材は、高湿度環境や水中での硬化が可能な特殊なエポキシ樹脂を使用しており、湿潤面でも確実に施工できます。
2. 防食性能の向上
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- 防食目的でクリスタルライニング材を塗布し、ガラスクロスや炭素繊維で補強することで、耐酸性や耐アルカリ性、耐久性に優れた保護層を形成します。特に、マンホールや下水道施設の防食に効果的です。
3. 環境配慮
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- VOC削減型の無溶剤塗料を使用し、リサイクルガラスパウダーや天然ガーネットを骨材に利用することで、環境に優しい工法を実現しています。
施工手順
1. 下地処理
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- まず、下地の洗浄やケレン工を行い、必要に応じて断面修復を実施します。これにより、ライニング材の付着性を高めます。
2. ライニング材の塗布と補強
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- クリスタルライニング材を塗布し、ガラスクロスや炭素繊維を積層します。これにより、高い耐久性と防食性を持つ保護層が形成されます。
3. 仕上げコート
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- 最終的にトップコートを塗布して仕上げます。これにより、ライニング層の保護性能が向上し、長期にわたり効果を維持します。
クリスタルライニング工法は、これらの特長と施工手順により、下水道施設やマンホールの修繕・補強を効率的かつ確実に行うことができます
技術ライセンス:クリスタルライニング工法協会